分かってはいましたが・・・そう簡単ではない大型羽化へ

100頭を超えるブリードの年度切替時期。

菌糸詰め・羽化個体の掘り出し・産卵セット割出し→プリカ投入と大忙しの日々もやっと少し落ち着いてきました。

やっと菌糸は詰め終わりましたので、あとは追加で詰める分くらいでしょうか。


羽化経過や不全について、菌糸詰めやオオクワ以外の経過。
書きたいことは盛り沢山ですがブログ更新滞るほどの仕事量ですw
(楽しいからいいんですけど♪)


2018年度の幼虫たちはまだ蛹の子もいます。

羽化個体たちも、まだ計測もしていませんので羽化報告はもう少し先になりそうです。

と、記事を書いている今、
YG18A3-07
最終 2018.12.15 39.5g

が羽化真っ最中です。
ボトル側面の小さな蛹室窓から”羽化中”ということだけしか確認できませんが祈るのみです。




2年目の洗礼。やはりそう甘くはなかった。


不全だけの記事を書くのは我が家くらいでしょうか(笑)


経過の出来事はTwitterでほぼ呟いていましたが、やはりそう簡単ではありませんでした。

大型を狙う以上、多少の不全・★はあるとは思っていましたが、期待幼虫や思い入れのある個体の★はショックですね。

初めて迎えるこれだけの数の不全と★。
ショックですが、まだ見ぬ大型と出会うために乗り越えなくてはいけないところだと・・・



以下、現在までの不全個体たちの一部。


我が家の最大幼虫は見事に不全(元気に過ごしています)
YG18C1-23

上翅閉じず、下翅出、お尻収まらず。
YG18C1-23 (2)
YG18C1-23 (1)
でも、すごい元気なんですよね。
 


怪物蛹は不全羽化後★
YG18C1-14


下翅収まらず・羽化後★
YG18C1-14 (1)



そして、流れを変えてくれたと思った
YG18A2-12
上翅も閉まり、下翅は収まり、あとはお尻が少し収まるだけという時に・・・

羽化後★
D9EZhcOU0AEwkdU
*お尻は出たままです。

ここまでくれば。と少し安心していただけにショックは大きかったですね。
たらればですが、87mm台でマイベストは確実だったはず・・・


他にも

YG18C1-06
IMG_2955

IMG_2957
上翅は閉じていますが、左下翅が収まらず。

この子は全く掘らずに羽化した子。

まだ固まっていませんので、あくまでも仮計測ですが、
IMG_2972
この子は今のところ元気です。




YG18C1-09
YG18C1-09
この子は蛹時点で顎ズレ・微妙な歪みがあった子。
羽化後★83.5mm程度



YG18A2-05
IMG_2995
この子は最終30.1gですが、特大ではなくとも不全は出ています。
この子も蛹化時点で顎はズレ、脚もバラバラで歪んでいた子。
羽化して間もないので手には取っていませんが、オペなどできないので何もしてあげれません(´;ω;`)


羽化時ではなくても・・・
YG18A2-25
最終 2019.02.06 34.1g
IMG_3025
*御見苦しい画像をすいません。
蛹でも★に・・・


♀はほぼ綺麗に羽化してきていますが、蛹で掘り出した子が不全に。
YG18A2-19
IMG_3001
IMG_3002

これは蛹の管理が悪かったように思いますので反省です。


堀り堀り卒業!?目指せマイベスト

不全や★にも様々な原因があるかと思いますが、
技術や知識があれば、防げた不全もあったかと思います。

1頭でも多くの完品羽化を。

少しづつかも知れませんが、改善していけたらと思います。

人工蛹室での羽化。露天で羽化。掘らずに羽化。
色々といますが、我が家の人工蛹室ではあまり経過がよくないように思います。(人工蛹室羽化下手すぎ…)
YG18A3-15 (2)
今回記事の子たち全てが人工蛹室ではありませんが、
これが原因でもあるような気がしています。

元々蛹化時点でダメそうな子もいましたし、もちろん普通に羽化してきた子もいますが、使い方を間違ったような・・・

形状というより水分量・湿度。
完全に間違えた感じがしますので今季は掘らないかもしれません。
(人口蛹室恐怖症・・・)

今日現在では、人口蛹室に入っている蛹は1頭だけです(蛹室キノコのため救出)。
他は羽化確認できているのもありますが掘ってみるまで分かりません。

今季最大個体が掘らなかった子から出たら、今季はそれこそ放置する作戦でいきます。


できる限り不全は見たくありませんね(;´Д`)


期待できそうな子たちが1頭また1頭と減っていきますが、まだまだ諦めずに期待しています。





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